さくら糀屋についてAbout Us

こだわり

こだわりの糀づくり

さくら糀屋のこだわりは、なんといっても「お米」です。
山形県庄内町は、“日本一おいしいお米のふる里”とも呼ばれ、コシヒカリやつや姫など、現在の良食味米のルーツとなる「亀ノ尾」発祥の地でもあります。
当店の糀は、この良質な米の産地で作られた庄内産特別栽培米100%。普通に炊いて食べてもとびきり美味しい特別栽培米を贅沢に使用し、大人から子どもまで、どなたでも安心してお召し上がりいただける糀づくりを心掛けています。

こだわりの糀づくり

また、当店の糀づくりは、創業当社から全行程手作業。
糀菌は生きているので、その日の気温や湿度、米の出来具合などの影響で、同じように作っていても毎回様子が変わってきます。それを人の目と手で確認しながら、常に良質な糀を作れるよう、洗米から袋詰めまで一つ一つ丁寧に作業しています。

「さくら糀屋」店名の由来

出来立ての糀には、まるで蚕の繭のように蒸し米に真っ白なコウジカビが生えています。その姿が米に花が咲くようであるため米糀は「糀」という漢字になったことから、”咲く”と”さくら”をかけて。

もう一つは、糀は日本の「国菌」であり、また、桜は海外の方からも広く日本の花として知られているお花であることから、いつか海外に向けてこの生糀を紹介する日が来た時も「日本のものだ」とすぐにわかっていただけるように。

そんな二つの思いを込めて、屋号を「さくら糀屋」と名付けました。

「さくら糀屋」店名の由来

代表ご挨拶

私たちについて

さくら糀屋の前身となる「佐藤糀店」は、1934年に山形県の旧余目町(現庄内町)にて創業。以来、長年にわたり庄内地域で親しまれてきました。

しかし、以前に比べ糀を使って自分で料理をする方も減り、後継者もいなかったため、先代の佐藤さんご夫妻が事業をたたもうかと考えていた矢先、塩糀や腸活ブームが起き、再び糀が注目されるように。せっかくたくさんの方に使っていただいているのに、このまま辞めてしまうのはもったいないと考えた佐藤さんから、糀に使用している米を主人が勤める農業生産法人で作っているというご縁もあって我々夫婦に「事業を継がないか」とお声掛けをいただきました。

はじめて佐藤糀店の糀で作られた甘酒を飲んだ時に思わず口に出たのは、「米って、甘いんだ!」の一言。自然の甘みだけでここまで甘くなるんだ、ととても驚いたのを覚えています。佐藤さんは、「米と糀菌しか入ってないから、赤ちゃんでも飲める甘酒だよ。」と教えてくました。

この味を絶やしたくない、もっと多くの方にこの味を知っていただきたい。

そう思って事業承継をすることを決意し、創業90年の節目である2024年1月に屋号を「さくら糀屋」と改め、新たなスタートを切ることとなりました。

「佐藤糀店」の紡いできた伝統と味を大切にしながら、そして、時代の変化にも寄り添いながら、私たちは皆様に喜んでいただける糀づくりに全力を尽くしてまいります。是非一度、お手に取って食べてみていただけたら嬉しいです。

さくら糀屋 代表 國本美鈴

店舗概要

店舗名
さくら糀屋(旧佐藤糀店)
創業
1934年(昭和9年)
所在地
〒999-7781 山形県東田川郡庄内町余目字町105番地